新卒就職をして3年以内に離職する割合は３０％にもなります。
もちろんすべての離職者が「仕事が合わない」「自分のやりたい仕事と違う」というわけではありませんが、理想と現実とのギャップに悩んだ末に退職する方は少なくありません。
自分の適職を見つけるために、適職診断を利用するという方法もありますね。
適職診断で自己分析
適職検査で就職先を見つける事は可能なのでしょうか。
最近ではニートが社会問題となっています。
またせっかく就職をしても、すぐに辞めてしまったり、転職を繰り返してしまう人が多いのが現実です。
また若者だけに限らず、中高年の人でさえ自分自身が何をしたいのかわからないという方もいます。
「何をやっても自分には不向きなような気がする」と感じてしまうのですね。
そんな時に適職診断は、自己分析や自分の性格を知る上でも使えるツールとなります。
性格を分析する
適職検査は、様々な角度からその人の性格や性質などを総合的に判断して、その人に最も適している仕事の分野などを診断・検査するものです。
もちろんこの診断だけで、何もかもがわかるわけではありません。
ただ自分ではわからなかった一面や性格分析が、結果として現れてくるのは確かです。
人間は、意外と自分自身のことをわかっているようでわかっていないものです。
自分自身の性格や思考・傾向を知るためにも、仕事に迷いがある方は適職診断を受けてみることをお勧めします。
まずお金を稼ぐのもあり
ただ、適職診断で出た結果をうのみにして、それだけで就職活動をするというわけにもなかなかいかないですよね。
結局自分のしたいことがわからないまま、就職活動を続けている方はたくさんいると思います。
そんな時は、割り切ってお金を稼ぐという目的のために仕事をすると考える方法もあります。
今したい仕事がわからなくとも、5年後10年後に何かやりたいことが見つかるかもしれません。
もしそんなときにお金があるのとないのとでは、できることが変わってきますよね。
もし10年間きちんと働いて貯金をしていたら、そのやりたいことを実現するために投資をすることもできます。
もちろん何か自分でお店をしたり、独立することもできる可能性が高くなります。
自分探しの旅に出てしまうと、迷路に迷い込んでしまうことが非常に多いです。
とりあえず現実を見て、お金を稼ぐという目的で就職をするという考え方をしてみてはいかがでしょうか。
働いているうちに天職が見つかることも
新卒で就職をしてしばらく仕事をしていると、いろいろなことがわかってきます。
社会人になると多種多様な知り合いが増えますので、彼らと関わっていくうちにいろいろな視野が広がってきます。
とにかく就職して仕事をするということは、視野を広げることにもつながるのですね。
いろいろな人と関わるうちに、興味深い分野や仕事に出会うことも珍しくありません。
働いてお金を貯めて、たくさん視野を広げ、将来やりたい仕事に出会ったとき、その仕事ができる環境をまずは整えておきましょう。
適職診断も自分に合った仕事を見つける一つの方法ですが、いろいろなことを経験するというのも天職を見つける一つの方法ということですね。
あまり就職するときに、天職についてを考えすぎないようにしたほうがいいのかもしれませんね。
