「やりたい仕事に巡り合えない」
なかなかやりたい仕事を見つけるというのは難しいことです。
自分に合った仕事・やりたい仕事を見つけるために適職診断をするという方法もありますが、実際に体験してみないとなかなかわかりません。
やりたい仕事を見つけるために転職をするというのはありなのでしょうか。
転職は悪いことではない
現在の日本社会では、転職することがそれほど珍しいわけではありません。
ただ今の20代の若い方の親世代では、まだまだ転職にマイナスイメージも持っている方も多いのかもしれません。
実際のところ転職をしようとして会社を辞めた時に、親に反対された方はたくさんいるでしょう。
しかし転職することは悪いことではありません。
転職することがプラスにつながるケースを見ていきましょう。
やりたい仕事を見つけるために転職
転職サイトのDODAでは、2017年11月27日に転職理由についての調査結果を発表しました。
それによると転職理由の第1位が、
「ほかにやりたい仕事がある」
となっています。
今の仕事が自分に合っていないと感じたり、やりたい仕事をしたいと感じている方は非常に多いのですね。
最近は新卒で就職したおよそ３０％が、3年以内に離職しています。
もちろん様々な理由があるでしょうが、やりたい仕事に就くために転職している方はたくさんいるでしょう。
なかなかやりたい仕事が見つからないという方も多いですが、やりたい仕事が見つかったならば、転職することは悪いこととは言えないでしょう。
ただ、自分に責任を持って後悔しないという決意が大事です。
20代の転職は、まだまだやり直しがききます。
とにかく前向きに行動するという気持ち・覚悟が必要になるでしょう。
そのような気持ちがあれば、転職が人生にプラスに作用するのではないでしょうか。
ブラック企業を退職して転職する
例えばブラック企業が現代社会ではたくさん存在するというのが現実です。
残業が月に100時間を超えるような会社や、休日出勤が当たり前で月に休みが2日程度しかないというブラック企業もあります。
それが給料に反映されているのならまだしも、残業手当や休日出勤手当が全くつかないというケースもあります。
そんな会社にいると、時間の経過とともに心と体が削られてきます。
疲労やストレスから体調不良やうつ病などを発症することも珍しくありません。
このようなブラック企業を退職して転職することは全く悪いことでなく、むしろ好ましいことといえるでしょう。
労働法規に違反するような残業を強制してくるブラック企業からは、できるだけ早く脱出して別の会社に転職したほうがいいです。
実際にブラック企業を辞めて転職したことで、自分のやりたい仕事を見つけた方もたくさんいます。
ブラック企業に搾取されている方は、心身の不調をこじらせてしまう前に、転職活動を始めてくださいね。
キャリアアップのために転職
仕事をしていると、もっと大きな仕事をしたいと考えることもよくあります。
また資格などを取って、さらなるキャリアアップを目指すこともあるでしょう。
このような転職は全く悪いことではないですよね。
確かに転職にはリスクがありますが、今の会社で働き続けることもリスクがないわけではありません。
会社が突然倒産したり、リストラをしたりすることはよくある話です。
もしキャリアアップのためにより待遇のいい職場、よりやりがいのある職場に転職するならそれはプラスにつながるといえるでしょう。
やりたい仕事を見つけるための転職診断
そもそも、やりたい仕事が見つからないと悩んでいる方も多くいます。
そんな時は適職診断が一つの助けになるのかもしれません。
転職を考える理由は人によって様々な理由があるでしょう。
転職理由で最近特に増えてきているのが、先のDODAのデータにもあったように
「ほかにやりたい仕事がある」
「今の仕事は自分に向いていない」
などといったモノです。
昔ならこのような理由で転職したいと言うと、わがままだとか我慢が足りないと言われていたでしょう。
しかし、何が自分に適しているのかが分からないと言う人が多いのが現実問題です。
そんな人には一度適職診断（適性検査）を受けて見ることをお勧めします。
適職診断（適性検査）では、客観的に様々な角度から、その人に適した職業とは一体何なのかとい事を検査します。
もちろんこれだけで自分のやりたい仕事が１００％わかるというわけではありません。
しかしなんらかの方向性が見つかる可能性がないとも言えません。
適職診断は、ネットで利用することもできますし、本格的なものはハローワークで受けることができます。
やりたい仕事が見つからない時は、何か行動をするためにきっかけとして、適職診断（適性検査）を試してみてください。
