高校や大学を卒業して、正社員として就職せずにフリーターをしている方は、今が正社員として就職をするチャンスです。
職歴なしの既卒フリーターでも、正社員として採用されることは難しくありません。
既卒フリーターが正社員で就職する方法を具体的に見ていきましょう。
既卒フリーターが正社員で就職する方法
- 有効求人倍率をみても今は人手不足で就職のチャンス
- 職歴なしの既卒フリーターでも正社員になれます
- できるだけ若いうちに正社員になったほうが有利
有効求人倍率をみても今は人手不足で就職のチャンス
就職・転職は、景気により成功するか失敗するかが、大きく左右されます。
リーマンショック後の景気低迷時期は、正社員として就職することが非常に難しかったですよね。
しかし2018年の今は、景気が回復してきており、企業では人手不足の状態となっています。
企業が積極的に採用をしている時期なのですね。
2018年1月の転職求人倍率は、前月比₋0.52ポイントの2.35倍となりました。求人数は前月比100.3%、前年同月比113.7%となり、調査開始(2008年1月)以来の最高値を4カ月連続で更新しました。転職希望者数は前月比122.5%、前年同月比114.0%でした。
転職サイトの「DODA(デューダ)」の統計によると、2018年1月の転職求人倍率は、2.35倍と依然高い水準をキープしています。
このように、今は完全に売り手市場になっているのですね。
既卒フリーターの方でも、今の転職市場・就職市場ならば、十分に正社員として就職することが可能ということです。
通常の場合、職歴なしの既卒フリーターの就職は難しいとよく言われます。
しかし実際に就職活動をしてみると、既卒フリーターでも正社員として就職できるケースはたくさんあります。
「職歴のない既卒フリーターは正社員になれないよ」などと、絶対にあきらめないでください。
職歴なしの既卒フリーターでも正社員になれます。
職歴なしの既卒フリーターでも正社員になれます
職歴がないというのは、就職においてはハンデキャップとなることは否めません。
しかしだからといって、正社員として就職できないわけではありません。
しっかりと手順を踏んで就職活動をすれば、正社員になることも可能です。
ではどのような手順で、就職活動をすればいいのでしょうか。
既卒者向けの就職サイト・転職サイトを利用する
就職するといえば、ハローワークを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
確かにハローワークは就職をするには便利です。
しかしハローワークには、欠点(デメリット)があることも事実です。
ハローワークの求人はブラック企業が多い
ハローワークは無料で求人募集をすることができます。
無料で求人募集ができるということは、様々な企業が求人をしてくるということですよね。
実はハローワークの求人を見てみると、ブラック企業からの求人が多いことに気が付きます。
ブラック企業は、非常に離職率が高いです。
離職率が高いということは、いつも求人募集をしなければ人手不足が解消されません。
そこで、無料で利用できるハローワークに求人を出すのですね。
ハローワークでは、こんなブラック企業の求人がたくさんあるので、あまり既卒フリーターの方にはおすすめできないのが現状です。
職歴ありの人たちと競争する必要がある
既卒フリーターの方は、職歴がないというハンデがあります。
しかしハローワークで就職活動をすると、職歴のある一般の中途採用者たちと競争しなければならなくなります。
これでは、職歴なしの既卒フリーターは不利になってしまいますよね。
ハローワークで就職活動をするのは、既卒フリーターにとってはなかなか厳しいものがあるのです。
ではどうすればいいのかというと、既卒者向けの就職サイト・転職サイトを利用することをおすすめします。
競争相手は自分と同じ職歴なしの人たち
今は多くの方が、スマホを使って就職サイトや転職サイトを使用して、就職活動をしています。
特に20代の方が就職・転職するときは、ほとんどの方が利用しているでしょう。
ただ、職歴なしの既卒フリーターの方が就職するときは、一般の転職サイトを使うことはおすすめできません。
転職サイトというと、「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」などの大手サイトを使う方が多いです。
もちろんこれらに登録することは悪くないのですが、既卒者向けの就職サイト・転職サイトも必ず同時に利用しましょう。
例えば、「リクナビNEXT」の既卒者向けのサイトとして「リクナビダイレクト」があります。
その他にも、
ウズキャリ既卒
ハタラクティブ
いい就職.com
などは、既卒者向けに特化した就職サイトなので、これらを利用することをおすすめします。
これら既卒者向けの就職サイトならば、競争相手も自分と同じ職歴なしの既卒者たちなので、正社員として就職できるチャンスも大きくなります。
実際にたくさんの職歴のない既卒フリーターが正社員になっているので、ぜひチャレンジしてくださいね。
できるだけ若いうちに正社員になったほうが有利
既卒者が正社員として就職をするなら、できるだけ若いほうが有利です。
30代になると既卒フリーターの方の就職は、正直なところかなり難しくなってきます。
もちろん30代の既卒者でも正社員として就職することは可能ですが、やはり20代で既卒フリーターは卒業したほうがいいです。
25歳前後の既卒フリーターならば、正社員として就職することは全く問題ありません。
既卒者向けの就職サイト・転職サイトを利用すれば、正社員になれます。
1年でも早く就職活動をしましょう
年齢というものは、二度と戻ってきませんよね。
そうならば、できるだけ早く就職活動をすることが、正社員になるためには効果的だと言えますよね。
「もう少し経ってから就職活動をしよう」
と言って、いつの間にか30代になってしまう既卒フリーターの方は多いです。
将来を考えるなら、1年でも早く、1日でも早く就職活動を始めるべきです。
できるだけ若い年齢のうちに、既卒フリーターを脱出しておくことが、正社員としての就職を成功させるポイントといってもいいでしょう。
景気がいつ悪くなるかわからない
最初に、今は景気が回復してきて、企業が人手不足で就職するチャンスと言いましたよね。
しかし景気はいつ悪くなってしまうかわかりません。
もし景気が悪くなってしまうと、職歴なしの既卒フリーターが正社員として就職できるチャンスはかなり低くなってしまうでしょう。
「もう少ししたら」と考えるのではなく、今すぐに就職活動を始めてください。
就職活動を始めるのは簡単
就職活動を始めるのは簡単なことです。
「何をしたらいいのかわからない」という既卒フリーターの方もいますが、簡単です。
まずは、
ウズキャリ既卒
ハタラクティブ
いい就職.com
リクナビダイレクト
などの既卒者向けの就職サイトに登録をしてください。
スマホから簡単に登録はできます。
別に4つすべてに登録する必要はありません。
まずはお好きなサイト1つでいいので、登録しましょう。
既卒フリーターを抜け出せない方の多くは、この登録することを面倒くさいといってしない方がほとんどです。
残念ながら、登録すら面倒くさいと考えるなら、正社員として就職することは難しいです。
まずは今すぐに、登録を完了してください。
登録をすれば、キャリアコンサルタント(アドバイザー)が親身になって相談に乗ってくれます。
いろいろと不安な点・どうすればいいのかを相談してください。
向こうも仕事なので遠慮することはありません。
どんどん質問・相談をして、就職活動を進めていきましょう。
何かを行動しないと未来は変わらないので、ぜひ行動をして未来を変えてくださいね。