ハローワークでは、適職診断テスト(適職検査テスト)を受けることができます。
どんな仕事をすればいいのか悩んだら、ハローワークの適職診断テストを利用してみてはいかがでしょうか。
- 「自分のしたい仕事がわからない」
- 「自分に合う仕事を探したい」
こんな悩みのある方は、就職・転職を成功させるために適職診断テストを活用しましょう。
どんな仕事をすればいいのか悩んでいる人は多い
- ハローワークなら無料で適職診断テストができます
- ネットでもいろいろな適職診断テストができます
- いろいろな求人情報を見て面白そうな仕事を探しましょう
ハローワークで、適職診断テスト(適職検査)が行われていることをご存知でない方も多いようです。
ハローワークでは、単純に仕事探し・就職活動をするだけの場所ではありません。
求人情報や暮らしに役立つサービスの提供、求職者への相談や就職指導など、就職のためのサポートサービスもいろいろと行われています。
そのサービスの一つとして適職診断テストも実施されているのですね。
ハローワークなら無料で適職診断テストが受けれる
仕事を探す方法として、最初に考え付くのがハローワークですよね。
求人の職業や年齢も幅広く扱っているので、多くの人が利用しています。
しかしハローワークでは、なかなか仕事が見付からない人や、何をしたらいいのか、どんな仕事が自分に向いているのか、分からないという人がたくさんいます。
そんな人たちのために、ハローワークでは適職診断テストが行われています。
ハローワークは公共施設ですので、適職診断テストも全て無料で受ける事ができます。
どんな仕事をすればいいのかわからないときは、ぜひハローワークで適職診断を受けてください。
適職診断の種類はいろいろ
全国ほとんどのハローワークで適職診断テストが実施されています。
ただ、全国どこでも同じ適職診断テストを受けることができるというわけではなく、各ハローワークによって受けることのできる種類に違いがあります。
どんな種類の適職診断テストがあるのでしょうか。
GATB(一般職業適性検査)
GATBは、General Aptitude Test Batteryの略で、厚生労働省編一般職業適性検査のことです。
9つの
「適性能(知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断力、形態知覚、運動共応、指先の器用さ、手腕の器用さ」
を測定することで、どのような職業に適性があるかを判断することができます。
紙筆検査と器具検査があり、検査には60分程度の時間が必要になります。
中学生から45歳ぐらいまでの年齢の方が対象になっているので、幅広い層に利用されています。
神奈川のハローワークなどで行われている適職診断テストになりますね。
VPI職業興味検査
6つの興味領域(現実的、研究的、芸術的、社会的、企業的、慣習的)に対する興味の程度と5つの傾向尺度(自己統制、男性-女性、地位志向、稀有反応、黙従反応)を測定することで、どのような職業に興味があるかを判断することができます。
15~20分程度で測定することができます。
神奈川のハローワークなどで行われている適職診断テストになりますね。
MIO職業興味検査
12の職業領域の分類(作業実務・機械・研究科学・芸術・文芸・音楽・営業・指導・福祉・対人サービス・事務・計算)により、個人の持っている職業興味の特徴を調べ、職業に対する興味や志向性を把握することができます。
大阪のハローワークで実施されている適職診断テストになりますね。
CaPT性格検査
職業に関連した6つの性格特性(主導性・親和性・創造性・熟考性・規則性・活動性)を調べ、自己分析や職業選択に向けての情報を得ることができます。
大阪のハローワークで実施されている適職診断テストになりますね。
キャリア・インサイト
18歳から34歳程度の職業経験の少ない若年者を対象とした「Career InSites(キャリア・インサイト)」
と、
35歳以上で職業経験のある求職者の方を対象とした「キャリア・インサイトMC(ミッド・キャリア)」
があります。
適性評価機能(適性診断コーナー)
職業情報の検索機能(職業情報コーナー)
適性と職業との照合機能(総合評価コーナー)
キャリア・プランニング機能(キャリア・プランニングコーナー)
の4つの側面から適性を診断します。
愛知県のハローワークなどで実施されている適職診断テストになりますね。
まずは最寄りのハローワークへ
いろいろな種類の適職診断テストがありますが、それほどその種類にこだわる必要はないでしょう。
まずは最寄りのハローワークへ訪れて、そのハローワークで実施している適職診断テストを受けてみましょう。
もちろん適職診断テストだけで自分のしたい仕事・自分に合っている仕事がわかるわけではありませんが、何らかの助けにはなる可能性はあります。
悩んでいても仕方がないので、まずは行動してくださいね。
インターネットでも適職診断テストをすることができます
ハローワークまで行くのが面倒くさいという方は、インターネットで適職診断テストをすることもできます。
ネット上には、民間の求人サイトが実施している適職診断テストがいろいろあるので、これを利用しましょう。
例えば、
- リクナビネクスト
- キャリアインデックス
- マイナビジョブリシャス
などの求人サイトで、適職診断テストは実施されていますね。
インターネットの求人サイトの適職診断テストは、スマホでも簡単に利用できるので便利ですよ。
リクナビネクストのグッドポイント診断
リクナビネクストが実施している「グッドポイント診断」は、自分の強みがわかる適職診断として、多くの方に利用されています。
ネットで簡単に利用できるので、一度試してみてはいかがでしょうか。
「グッドポイント診断」とは、転職希望者が自分の強みを発見することで、より良い転職活動を送れるようにする貯めの自己分析ツールになっています。
簡単な質問に答えるだけで、「親密性」「決断力」「挑戦性」「独創性」など18種類の中から、あなた自身の強みを5つ診断することができます。
「ハローワークの適職診断を受けたいけど、面倒くさい。」
「自宅で簡単に適職診断をしたい」
という方は、「グッドポイント診断」を利用してください。
会員登録すればだれでも無料で利用することができます。
スマホで簡単に診断できますので、試してみてくださいね。
適職診断テストと同時にすべきこと
求人情報をたくさん見ることは大事
ハローワークで適職診断テストを受けると同時に、実際に就職活動・仕事探しも始めてみることをおすすめします。
具体的には、いろいろな求人情報を見て「面白そうな仕事だな」と感じるものを、探してみましょう。
これは、いろいろな求人情報を実際に見なければ感じないものです。
とにかくたくさんの求人情報を見てください。
そうすれば、「面白そうだな」と興味を引く仕事が必ず見つかります。
悩んでいるだけでは、本当の適職・天職は見つからないものです。
適職診断テストをすると同時に、実際に求人情報をたくさん見るという作業をしてくださいね。
ハローワークの求人には注意が必要
ただ、ハローワークの求人には注意が必要となります。
実はハローワークの求人には、俗にいうブラック企業がたくさん含まれています。
ブラック企業は嘘を付く
ブラック企業の悪いところは、嘘の求人情報を載せているということですね。
「面白そうな仕事だな」と感じても、それが本当にそのキャッチコピー通りの仕事とは限らないということです。
はっきり言って、ハローワークで仕事探しをするのはあまりお勧めできません。
民間企業の「求人サイト」「就職サイト」を利用して、いろいろな求人情報を見ることをおすすめします。
自分の知らない業界はたくさんあります
例えば求人サイト最大手の「リクナビネクスト」には、たくさんの求人情報が掲載されています。
いろいろ検索してみると、自分の知らない仕事や業界がたくさんあることに気付くはずです。
これは適職診断テストだけでは、わからないことです。
どうしても適職診断テストでは、一般的な職業・業界に自分が向いているかどうかしかわかりません。
しかし世の中には、本当にたくさんの仕事があります。
実際に調べてみる
実際に求人情報を調べてみると、本当に面白い仕事・興味深いがありますよ。
もしそのような面白そうな仕事があったなら、実際に応募してみるといいのです。
応募して面接を受けてみると、その仕事についてより知ることもできます。
別に面接を受けたからといって、必ずその会社に入らなければいけないわけではないですからね。
気に入らなければ、自分から断ればいいのです。
とにかく実際に行動しないと、本当の自分の適職・天職というものはわからないものです。
適職診断テストも適職探しにはいいですが、実際にたくさんの求人を検索して調査することを試してみください。
リクナビネクストの適職診断テスト「グッドポイント診断」は、応募時に添付して、志望企業へあなたの強みが伝えられます。
まずは「グッドポイント診断」で自己分析をすることから始めましょう。
まずは行動してくださいね。