「既卒は就職できない」「既卒は就職が厳しい」とよくいわれています。
実際のところこの噂は本当なのでしょうか。嘘なのでしょうか。
本当に、既卒者が就職できないかどうかを見ていきましょう。
既卒でも就職を成功させる方法
- 既卒だからといってあきらめる必要なし
- 今は既卒者が就職をするチャンスの時期
- 企業が既卒者に望んでいることを理解する
- 模擬面接などの講習を利用する
既卒だからといってあきらめる必要なし
最初に結論から言ってしまうと、既卒だからといって就職できないわけではありません。
既卒で職歴なしでも十分に就職は可能です。
「既卒になった。人生オワタ！」
と面白半分にブログを投稿している人もいますが、決して既卒だから就職できないというわけではありません。
ただ、いわゆる新卒の就職と比較すると既卒就職のほうが厳しいのは確かになるでしょう。
既卒就職と新卒就職の大きな違いは、採用する企業側の受け入れ姿勢にあります。
大企業などは、毎年何百人単位で新卒者を受け入れています。
一方は既卒者と言うだけで、企業側の門戸はとても狭いものになってしまう事が現実問題として確かにあります。
今でも半数近くの企業が既卒者の新卒枠での採用に積極的ではないのが現状です。
しかしあきらめる必要は全くありません。
逆に考えると、半数の企業で既卒者でも就職が可能ということです。
今は既卒者が就職をするチャンスの時期
2018年の4月現在、日本の雇用状況は売り手市場となっています。
多くの企業で人手が足りず、人材募集をしたいと考えている企業が増えてきています。
今は、既卒者が就職するには絶好のチャンスの時期なのですね。
新卒採用だけでなく、第二新卒、既卒者の採用も企業は活発化してきています。
実際に既卒者向けの就活サイトでは、「就職できない」とあきらめていた既卒者でも、どんどんと内定を勝ち取っています。
就職や転職はタイミングがとても大事です。
いくら就職したい気持ちが強くても、不景気のタイミングでの就活だと成功する確率は低くなります。
今は既卒者が就職するには絶好のタイミングです。
このタイミングを逃さないように、行動をしてください。
企業が既卒者に望んでいることを理解する
企業側から見て、既卒者を採用する決め手は何でしょうか。
既卒者を採用する企業では、どのような既卒者を望んでいるのかを見ていきましょう。
- 卒業後に何をしていたのか？
- バイタリティーがあるかどうか
- 成長性があるかどうか
卒業後に何をしていたのか？
企業が既卒者に求めることは、即戦力というわけではありません。
新卒採用と同様に、今後採用者が成長したのち会社の役に立つかどうかです。
目的があって新卒で就職していなかった場合
もし新卒で就職しなかった理由が
- 「留学」
- 「公務員受験」
- 「資格取得のため」
など前向きな理由であれば、既卒であることがそれほどマイナスにはなりません。
自分を成長させるために既卒になった場合や、目的があって既卒になった場合は、そのことについて積極的にアピールしましょう。
やはり企業はポジティブな人材・前向きな人材を好みます。
前向きな理由で既卒であったということを説明してください。
そうすれば、既卒者であっても就職できないことは全くありません。
しっかりと自分の意見を述べて、内定を勝ち取りましょう。
目的もなく新卒で就職していなかった場合
もし高校や大学卒業後目的もなく新卒で就職していなかった場合は、どうすればいいでしょうか。
例えば、大学卒業後にやりたいことが見つからずにフリーターをしていた時などは、そのアルバイト先で学んだことなどを積極的にアピールしましょう。
とにかく、既卒の間に何らかの学んだことを面接ではアピールする必要があります。
あまり学んだことがないというときであっても、アルバイトの現場で学んだ小さなことを膨らませて、熱意をもってアピールすることが大事になります。
振り返ってみれば、誰しも何らかの経験をしているはずです。
その経験を積極的にアピールしていきましょう。
バイタリティーがあるかどうか
結局のところ、企業はバイタリティーのある人材を好みます。
バイタリティーを言い換えると、活気や熱意といったところですね。
とにかく面接では、バイタリティーあふれる様子で答えましょう。
具体的には、
- 「どんな困難にも立ち向かう」
- 「どんなことにも積極的に取り組む」
という姿勢を出すことが大事なのですね。
これは言ってみれば、演技であってもかまいません。
現実の自分がバイタリティーがない人間でも、面接の現場ではバイタリティーがあふれる様子を出す必要があるのです。
俳優にでもなった気分で、面接でバイタリティーあふれる人物を演じてください。
もしその場で演じることができたら、実際にバイタリティーあふれる人を目指しましょう。
人間誰しも、演技をしながら生きているものです。
積極的な人間を演じているうちに、だんだん本当に積極的な性格になることもあります。
まずは面接の現場で、やる気のある積極的な人間を演じてみましょう。
成長性があるかどうか
企業は新卒者と同様に職歴のない既卒者には、「成長性」があるかどうかを見極めようとします。
この成長性を見極めるのは正直とても難しいです。
難しいために企業は面接でいろいろな質問をして、応募者を見極めようとします。
面接の場慣れをしましょう
面接では定番の受け答えというものが結構たくさんありますよね。
しかも何度も面接を受けて、場慣れするということ必要です。
既卒者は、「既卒は就職できない」「既卒は就職が厳しい」と考えて、1度や2度の不合格であきらめることが一番いけません。
面接は何度も受けるうちに、受け答えが成長してきます。
私自身は、成長することに一番大事なことはあきらめずに何度でもチャレンジすることだと考えています。
面接の受け答え一つをとっても、不合格してもあきらめずに何度もチャレンジすると、だんだんと上手になってくるのです。
人の成長はどれだけチャレンジするかです。
何度不合格になってもあきらめずに、チャレンジし続けることで成長して、既卒の就職も成功するでしょう。
同じように就職後も何事にもチャレンジすれば、おのずと成長してきます。
私はあきらめずに何度でもチャレンジする人間だということを面接で説明し、成長できる人材であることをアピールしてくださいね。
既卒者が就職を成功させる方法
模擬面接を受けてみる
面接の場慣れといっても、いきなり実際に面接をすることを躊躇してしまう方も多いでしょう。
そんな時は、模擬面接を利用してみるという方法があります。
ハタラクティブなど既卒者向けの就職サイトでは、模擬面接など就職成功のためのサポート体制が充実しています。
もし本当に正社員として就職したいのなら、模擬面接は絶対に受けたほうがいいです。
例えばハタラクティブでは、面接対策会を受講した既卒者の内定率が2割アップしています。
- 面接が初めてで、面接について知りたいという方
- 自己PRで何を話せばいいかわからない方
- 退職理由や大学中退理由を聞かれるとうまく答えられない方
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このような方は、ぜひハタラクティブの面接対策を受けてみましょう。
ハタラクティブは、東京近郊の既卒者向けの就職サイトとなっています。
東京近郊にお住まいの方は、ぜひご利用ください。
関西・東海地区はジェイックの無料就活講座を利用しましょう
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ジェイックの無料就活講座は、
- ビジネスマナー
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その他多数のカリキュラムを専任講師が担当して、いろいろと教えてくれる便利な講座です。
「既卒者は就職できない」とあきらめるのではなく、前向きに行動すれば必ずいい結果が出るはずです。
事実、ハタラクティブやジェイックなどの既卒者向け就活サイトを利用すれば、8割以上の方が正社員として就職に成功しています。
既卒者が正社員として就職できるかどうかは、行動できるかどうかがポイントです。
ぜひ行動をして、自分の将来を変えてください。
