「専門学校を中退してフリーターをしているけど、そろそろ正社員として就職したい。就職先はあるの?」
20代前半ならば、専門学校中退でフリーターの方でも就職先を見つけることは十分に可能です。
というよりも、間違った方法でなければ普通に正社員で就職できます。
但し、就職活動を成功させるにはコツがありますので、ぜひそのコツをつかんでください。
専門学校中退フリーターが就職活動を成功させるコツ!
- ハローワークだけで就職活動をしない
- 第二新卒と既卒枠を活用する
- とにかくやる気と積極性を出す
ハローワークだけで就職活動をしない
「専門学校を中退してフリーターから正社員になろうと思ったけど、就職活動がうまくいかなかった」
こんなケースを聞くことがあります。
ひょっとして、ハローワークだけで就職活動をしていませんでしたか。
ハローワークだけで就職先を見つけようと思うのは、はっきり言ってダメですよ!
専門学校中退フリーターがハローワークだけで就職活動をしてはいけない理由
- ハローワークの求人票は嘘がある
- ハローワークの求人はブラック企業がある
- きちんとサポートしてもらえない
ハローワークの求人票は嘘がある
ハローワークの求人票を見たことがありますか?
「月給30万円以上」
「残業なし」
という、魅力的な言葉がたくさん並んでいます。
残念ながら、嘘の求人が混じっていることがよくあります。
「えっ、ハローワークって国の機関でしょ。嘘の求人なんてあるの?」
まだ20代前半の素直な方たちは、こう思うかもしれません。
答えは、
「はい、普通に嘘の求人がたくさんあります。」
となってしまいます。
残念ですね。この世の中は嘘ばかりです。
と、この世の中について嘆いても仕方がありません。
問題は、専門学校を中退してフリーターをしているあなたがどのようにして就職活動を成功させるかです。
成功させるためには、ハローワークだけを利用しないことが一番いい方法となります。
もちろんハローワークにも、きちんとした会社の求人がたくさんあります。
しかし「嘘の求人票」は、見破ることは至難の業です。
怪しい求人票を見破ることは可能ですが、嘘の求人票を見破ることはとても難しいのが現実です。
ならば、ハローワークだけを利用して就活をするのはちょっとリスクが大きすぎます。
20代前半の若者ならば、ハローワークだけを利用しなくても十分に就職活動を成功させることはできます。
40歳、50歳に高齢になってくると、ハローワークはとても頼りになります。
まず就職することが一番大事ですからね。
もちろんハローワークを利用したらダメとは言いませんが、ハローワークだけでなくほかの手段も同時進行で就活する必要があります。
ハローワークの求人はブラック企業が多い
嘘の求人票を出すような会社は、いわゆるブラック企業と考えて間違いがないです。
ハローワークで就職活動をすると、もし就職できたとしてもブラック企業へ就職してしまう可能性があるのですね。
ブラック企業への就職は、最悪の結果です。
これは、一番避けたい事案です。
ブラック企業に就職してしまわないためにも、ハローワークだけでの就職活動は避けましょう。
ハローワークと同時に、ほかの手段でも就活してください。
きちんとサポートしてもらえない
ハローワークで就職活動をすると、ハロワ職員の人に相談することができます。
しかしながら、ハロワ職員の方は基本的に当たり前のことしか言ってくれません。
もちろん中には非常に親身になってくれるハロワ職員の方もいるのですが、これは稀なケースです。
専門学校を中退してフリーターをしているならば、きっちりサポートをしてもらいながら就職活動をしたほうが絶対にいいです。
きちんとサポートしてくれる場所で、就職活動をしてください。
第二新卒と既卒枠を活用する
では、専門学校中退のフリーターをきっちりサポートしてくれる場所とは、どこになるのでしょうか。
それは「既卒者向けの就職サイト」になります。
「そもそも既卒者って何?」と思われた方もおられるでしょうか。
既卒者とは、高校や大学を卒業してから一度も正社員として就職していない人たちのことを指します。
専門学校を中退してフリーターをしているあなたは、「既卒者」ということになるのですね。
実はこの既卒者の就職をサポートしてくれる「既卒者向けの就職サイト」というものが、世の中にはあります。
ハローワークを利用するよりも、この「既卒者向けの就職サイト」を利用したほうが絶対に就活が成功する確率は高まります。
既卒者向けの就職サイトとは?
「リクナビネクスト」や「マイナビ転職」をご存知ですか。
これらは一般の転職者向けのサイトになりますね。
年齢にかかわらず、多くの転職希望者・再就職希望者が登録して仕事探しをしています。
それに対し「既卒者向けの就職サイト」では、既卒者や第二新卒者が登録をして仕事探しをしています。
実は就職・転職の採用の現場では、一般の転職者希望者と既卒者・第二新卒者は、別のカテゴリーで採用されるのです。
既卒者・第二新卒者は、採用される基準が一般の転職希望者とは違ってくるのですね。
そうならば、専門学校中退のフリーターのあなたは、「既卒者向けの就職サイト」を利用したほうが成功する確率が高くなるということです。
なぜなら「既卒者向けの就職サイト」の求人ならば、まだ仕事の経験がほとんどない方たちとの競争になるからです。
例えば、仕事がバリバリできる30代の方と競争しても、なかなか勝てませんよね。
しかし同じフリーター同士の間での競争なら、勝つことも十分可能です。
「既卒者向けの就職サイト」を利用すると、同年代の職歴のないフリーター達との競争になります。
いわゆる職歴なしといったハンデがなくなるのですね。
第二新卒の人たちは、いったん就職して3年以内ほどで会社を辞めてしまった人たちなので、職歴はあります。
しかし「既卒者・第二新卒者」のカテゴリーでの採用は、職歴よりも将来性や潜在能力が重要視されます。
第二新卒者との競争ならば、十分に専門学校中退のフリーターでも勝つことができます。
ぜひ自信を持って勝負に挑みましょう。
とにかくやる気と積極性を出す
「既卒者・第二新卒者」のカテゴリーでの採用は、将来性や潜在能力を期待されて採用が決まります。
今現在のあなたではなく、将来のあなたを見定められるということです。
そうならば、どのようにして面接に挑む必要があるでしょうか。
それは、
「やる気」と「積極性」
がとても重要になります。
はっきり言って、将来性など占い師でもわかりません。
では何で判断されるかというは、
- 「いかにやる気を出して面接に挑んでいるか」
- 「いかに積極的に面接に挑んでいるか」
で判断されるのですね。
具体的には、「仕事への意欲」をアピールする必要があるということです。
仕事への意欲をアピールするためには、
- 希望している職種・業種のことをしっかりと説明できるか?
- 希望している職種・業種に就くためにどんな行動をしているのか?
を説明する必要があります。
希望している職種・業種のことをしっかりと説明できるか
希望している職種・業種のことをしっかりと説明できるかは、意欲を図る上で大事になります。
例えばインターネット業界に就職を希望するならば、現在のインターネット業界の最新情報や現状をしっかりと調べて、答えることのできるようにしておかなければなりません。
意欲があるならば、その分野についてしっかりと勉強しているはずですからね。
希望している職種・業種に就くためにどんな行動をしているのか
また、希望している職種・業種に就くためにどんな行動をしているのかも大事になりますね。
例えばSEやプログラマーとして就職したいのなら、できる限り自分で勉強しておくといいです。
もちろんすべては無理ですが、勉強しているという意欲をアピールすることは重要です。
単純に前向きなやる気や積極性だけでなく、しっかりと具体的に何かの行動をしておくことが必要になるのですね。
専門学校中退のフリーターにおすすめの既卒者向け就職サイト
就職活動をするために、まずは既卒者向け就職サイトに登録しなければなりません。
既卒者向け就職サイトでは、社会人としての基礎力やマナーを研修で教えてくれるところもあるので役に立ちますよ。
いろいろな既卒者向けの就職サイトがありますが、
- 「リクナビダイレクト」
- 「ウズキャリ既卒」
- 「ハタラクティブ」
- 「いい就職.com」
などが人気がありますね。
「リクナビダイレクト」はリクルートブランドの就活サイトなのですが、中小企業の求人が多いという欠点があります。
それならば、
- 「ウズキャリ既卒」
- 「ハタラクティブ」
- 「いい就職.com」
などの、既卒者・第二新卒者を専門に就活サポートをしている就職サイトのほうが、専門学校中退のフリーターの方には向いているでしょう。
これら専門サイトでは、「自己分析サポート」「研修」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」など、いろいろなサポートがあるのでぜひ活用したいです。
専門学校中退フリーターの方は、若ければ若いほど正社員として就職は成功しやすくなります。
「中退してからの期間何をしていたの?」
という質問は、ほぼ確実にされると考えてください。
その時フリーターの期間は短ければ短いほど、就職には有利になります。
今フリーターをしている方は、1日でも早く就職活動を始めましょう。
行動しなければ、いつまでも未来は変わりませんからね。
スマホで簡単にたった数分で登録することができるので、まずは行動に移してください。
あなた自身の手で、ぜひ未来を変えてくださいね。