40代前後の中高年の方でも、
「やりたい仕事」を見つけたい
「やりたい仕事」に就きたい
と考えている方は結構います。
もちろん20代の若者と同じように夢を追って転職すると簡単には決められませんが、そんな時どうすればいいでしょうか。
やりたい仕事は何なのかをまず知る
そもそも漠然と「やりたい仕事」がわからないという状況だと、今の仕事を辞めてしまうことはリスクが大きすぎます。
やはり20代の転職と比べて、40代の転職というものは厳しさがあるのが現状です。
いったん仕事を辞めてしまうと、なかなか転職先・再就職が見つからず途方に暮れてしまうというリスクが大きいです。
「やりたい仕事」「自分に合った仕事」を心の中で整理することから始めましょう。
適職診断を利用
適職診断というものをご存知ですか。
いろいろな問いに答えていくことで、自分に合った仕事・適した仕事を診断してくれるというものです。
また自分自身の性格の傾向なども知ることができます。
若いころから仕事を続けていると、自分自身というものが意外と見えなくなっていることがあります。
40代にもなると、自分の好きなもの・嫌いなものがはっきりとして、特定の分野以外の情報に疎くなってしまうこともよくあります。
視野が広がっているようで、実は狭くなってしまっているということもあるのですね。
適職診断(適性検査)を受けてみると、自分が考えていなかった性格や適性などが見えてくるのかもしれません。
もちろんそれが100%正しいということはありえませんが、一つの参考にはなるのではないでしょうか。
適職診断(適性検査)は、インターネットでも簡単に利用できますし、全国のハローワークでも利用することができます。
一度試してみてはいかがでしょうか。
ネットをいろいろと調べる
40代の方だと、ネットにものすごく詳しい方と、あまり利用しない方の差がとても大きいと思われます。
ツイッターやインスタグラムなどのSNSなどでは、いろいろな仕事をしている方が自分自身の情報を発信しています。
それらをみていると、「こんな仕事があるんだ」などの発見をすることもよくあります。
今の10代、20代の子たちは、毎日自分の情報をツイッターやインスタにアップしています。
もちろんすべてを見ることは不可能ですが、いろいろと検索をして興味深いものをフォローしてチェックしてみてはいかがでしょうか。
10年前・20年前には考えられなかった面白そうな仕事などもありますよ。
中高年の転職・再就職の現実
中高年で転職・再就職をするのは、正直なところ簡単ではないです。
ただ今はリーマンショック後の不景気からかなり回復してきているので、慢性的な人手不足で売り手市場になっていることも事実です。
かといって、やはり40代の転職はそれほど簡単ではありません。
なんらかの技術や能力があれば転職も難しくありませんが、一般的な営業などではキャリアアップを図ることはやはり難しいです。
通常でもそのような現実があるのですから、やはり40代で夢を追って勢いで退職をしたり、やりたい仕事を探すために退職をするというのはリスクがありますね。
もしやりたい仕事が見つかって転職することを考えたとしても、まずは今の会社に在職中に転職活動をすることをお勧めします。
今の会社の在職中に転職活動をして、やりたい仕事に応募し面接を受け内定をもらった後に、退職をしましょう。
これなら無職の期間がないので、リスクもなくなります。
20代のころのように勢いで行動するだけでなく、やはりある程度のリスクマネジメントをしておきたいですね。
40代で転職をするなら、在職中に転職活動をして内定をもらってから退職をすることを目指しましょう。