「好きで入ったアパレル業界だけど、安月給で残業ばかり・・・」

アパレル業界は華やかな世界に見えますが、中に入ってみるとなかなか大変な世界です。

長時間労働は当たり前、なのに給料は安い・・・。

新卒でアパレル小売業の企業に入社したたきさんも、固定残業代制度を悪用するブラックアパレル企業で働いていました。

固定残業代制度だと、いくら残業をしても結局はただ働きになってしまうことがあります。(本当は違法なのですが・・・)

そんなたきさんが、ブラックなアパレル会社を辞めて転職した体験談をご覧ください。

新卒1年で固定残業制度のアパレル小売企業を辞めて転職した体験談

  • 新卒でアパレル小売企業に入社したが1年後転職を決意
  • 複数の転職サイトに登録して転職活動
  • 転職して良かったなと思っています
  • 視野を広くすると、色々な世界が見えてくる

新卒でアパレル小売企業に入社したが1年後転職を決意

25歳の女性、たきと申します。

アパレル小売の企業に、新卒として入社しました。

ファッションが好きで希望していた通り販売職に就職しましたが、自分自身が思うようにはいきませんでした。

週休2日制ですが1日ですらまともに休日が貰えず、最初の3か月は月に2、3回程の休日しか頂けませんでした。

また残業代は固定残業代として給与に組み込まれていたので、いくら働いても増えることはなく、給与額に見合わない労働量の多さにストレスが溜まってしまいました。

最初だから仕方ないと自分に言い聞かせていましたが、さすがに耐えられなくなり入社から約1年後に転職を決意いたしました。

複数の転職サイトに登録して転職活動

転職を決意したのち、会社を辞める前にまずは転職活動を始めました。

就職セミナーやエージェント面談などは時間がとれなかったので、転職サイトを利用して転職活動をしていました。

マイナビ転職やindeed、同業他社への転職に特化したクリーデンスなど転職サイトに複数登録し、休憩中や電車の中、家にいる時に閲覧していました。

気になる会社にはとりあえず応募し、休日にまとめて面接に行くようにしていました。

普段から通販サイトを利用することから、EC通販サイト・WEB系の職種にも興味を持っていたため、そちらの職種にも目を向けて転職活動をしました。

新卒のときはこれらの職種に目を向けていませんでしたが、今回は幅広く転職活動をしてみることにしたのです。

複数の転職サイトに登録することで、幅広く転職先を探すことができました。

転職サイトによって企業数は勿論、検索方法や特集などが異なりますので、複数サイトを使うことで効率よく転職活動ができたのです。

約2か月の転職活動ののち、晴れてアパレル系の通販サイトを運営する企業に転職することができました。

転職して良かったなと思っています

知人や家族からは、

「3年以上続けないと転職に不利」
「同じ会社に続けていた方が後々有利」

などと言われていて悩んだ時期もありました。

転職を決意する前は、「希望通りの職種に内定を頂いたのに、ここで諦めてしまうのはどうなんだろう」と感じてしまい、なかなか1歩を踏み出せずにいました。

ですが、今では転職して良かったなと思っています。

給与は変わりませんが残業はほとんどなく、土日祝完全休みなので自分の時間が十分に確保できます。

また、形は違えどアパレル商材を販売しているのは同じなので、好きなことに毎日触れて仕事できるのはとても幸せを感じています。

視野を広くすると、色々な世界が見えてくる

今の会社に勤め続けるのも、もちろん良いことだと思います。

ですが、自分の時間や精神を削ってまで我慢する必要はないと思います。

本当にそこの会社ではないといけないのか、もう一度よく考えてみて下さい。

同じ業種でも様々な職種があり、私のように別の形で販売員をすることもできます。

「時間がないから」、「上司や部下に悪いから」、などといって諦めるより、自分自身に仕事を変えたいという気持ちが少しでもあればまず行動すべきです。

ずっと同じ職場環境とは限らないので、今我慢するのも方法の1つだとは思います。

しかし視野を広くすると、色々な世界が見えてくることも知っておいてほしいです。

実際に私も転職活動をして、視野が広くなりいろいろな世界が見えました。

あのまま休日なく、残業代もないブラック企業で働いていたらどうなっていたでしょうか。

行動しなければ何も変わらないので、今の会社に不満があるのならぜひ行動をしてください。

まとめ

ファッションが好きな方は、アパレル業界に憧れますよね。

しかし実際に働いてみると、理想と現実のギャップに驚かされることも多々あります。

もちろんアパレル業界云々という話ではなく、やはり最終的には個々の企業の体質が大きいです。

たきさんは、固定残業代制度がある会社で働いていました。

固定残業代制度は、みなし残業代や定額残業代とも呼ばれていますが、多くのブラック企業で活用されている制度です。

固定残業代制度は、一定時間の残業代をあらかじめ定額に定め、それを給料に固定して含んでおく制度です。

例えば、給料30万円(固定残業代5万円、30時間分含む)などと、求人票にはよく掲載されています。

固定残業代制度が設定されている場合、いくら残業してもあらかじめ決められた残業代しか支給してもらえないと思っている方は多いです。

しかしこれは間違っています。

上記の給料30万円(固定残業代5万円、30時間分含む)のケースだと、30時間を超えて残業をした場合、その残業時間分の手当を支給してもらう権利が労働者にはあります。

ただブラック企業は、固定残業時間を超えた残業代を労働者に支払おうとはしません。

たきさんが新卒で入社したアパレル企業も、この固定残業代制度を悪用して、超過分の残業代を支払わずに社員にサービス残業させていたようです。

固定残業代制度を悪用するブラック企業で働き続けることは、搾取され続けるということですよね。

たきさんは転職することによって、自分の時間が十分に確保できる職場を手に入れました。

ブラック企業の体質が変わらないのなら、自分が行動して変える必要があります。

まずは転職活動をして、視野を広げてみてはいかがでしょうか。

ぜひ、未来を切り開いてください。

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