「毎日の残業と職場の人間関係が辛く会社を辞めたい・・・」

新卒で入社した会社を辞める理由はいろいろあるでしょう。

Sさんは、毎日夜10時までの残業や職場の人間関係に悩み、新卒1年で会社を辞めて転職をしました。

そんなSさんの、新卒1年で会社を辞めて転職をした体験談をご覧ください。

新卒1年で会社を辞めて転職した体験談

  • 新卒で入社した会社を1年で退職
  • 母の縁故で面接を受け転職先に入社
  • 心から転職してよかったと思えました
  • 内定をもらってから退職をしたほうがいいと思います

新卒で入社した会社を1年で退職

33歳の女性、Sと申します。

私は学校を卒業後、新卒でサービス業の会社に就職しました。

しかし入社して間もない新卒1年目のときに、転職を決意しました。

理由は2つあります。

1つは残業時間がとにかく多かったことです。

夜10時まで仕事が終わらないことは当たり前で、日によっては夜12時を過ぎることもありました。

残業が毎日当たり前のように続くと、体調がすぐれずにとてもしんどかったです。

もう1つは、人間関係がいやになったことです。

まわりの同僚に陰で、「あいつは仕事ができない、どうにかしてくれ」と言われることがしょっちゅうでした。

唯一私の話を聞いてくれた先輩がいましたが、その先輩が退職してしまいました。

会社に誰も味方がいなくなったので、私は会社を辞めることを決意したのです。

母の縁故で面接を受け転職先に入社

転職活動のために、転職サイトやハローワークなどを利用することはありませんでした。

「どこの会社に転職しようか、どうやって探そうか」と考えていたところ、母親の知り合いが勤務している会社で働いてみないかという話しをもらいました。

その会社は、最初に勤めた会社とは仕事内容が全く異なりました。

しかし転職活動を長引かせてしまい、働くことがおっくうになってしまう前に転職を決めてしまった方が、自分にとって今後いい方向に向くと考えました。

紹介ではありましたが、会社の面接をきちんと受けて、内定をもらいました。

その1社しか面接を受けなかったので、転職活動はとても短い期間で終えることができました。

心から転職してよかったと思えました

新卒入社した会社は人間関係が最悪だったので、転職できたときは「あの苦しみからやっと解放される、ラッキー」という気持ちがかなり大きかったです。

悩みの1つであった残業は、転職後もそれなりにはありましたが、前の会社よりは格段に減りました。

残業が格段に減ったことにより、体調がだいぶよくなりました。

もう一つの悩みであった人間関係については、直属の上司はイヤミがきつく嫌いでしたが、同年代の女性がたくさんいたので気分的にとても楽になりました。

同僚とは話しもだいぶ合ったので、仕事以外の時間も楽しくなりました。

最初の会社の地獄状態を考えれば、「転職してよかったな」と心から思いました。

内定をもらってから退職をしたほうがいいと思います

私はたまたま紹介があったので、短い転職活動で転職できましたが、普通そんなことはないと思います。

そう考えるとできれば今の会社で働いているうちに転職活動をして、内定をもらってから退職をしたほうがいいと思います。

私は人間関係がいやで転職をしましたが、この理由で転職をすることはできれば避けた方がいいです。

人間関係は、次の会社で同じような問題にまた出くわす可能性がありますから。

ただし残業時間が鬼のようで、人間関係が悪いことで病院にお世話になってしまいそうと感じたら、一刻も早く退職をしてしっかり休んでください。

それは心の休息が必要になりますから、仕事を続けていると取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

体調が悪くなるほどの状態なら、会社を辞めて転職せざるを得ないでしょうね。

まとめ

新卒で入社した会社を辞める理由はいろいろとあると思います。

「もっと自分の能力を活かせる会社で働きたい」
「もっと自分に合った仕事をしてみたい」

といった前向きな理由もあれば、

「残業が多くて体調が悪い」
「人間関係がよくなくて精神的につらい」

など後ろ向きな理由もあるでしょう。

後ろ向きな理由が「残業がきつい」など一つだけならば、我慢して頑張っていくこともできるでしょう。

しかしさらに「人間関係が悪い」といった更なる理由があると、その会社で頑張っていくのは厳しいのが現実です。

会社に自分の居場所がないというのは、本当につらいですよね。

過酷な残業で肉体的に疲労し、人間関係で精神的に疲労すると、心身になんらかの異常が生じてくることも珍しくありません。

もし心身に何らかの異常が生じたのなら、退職することを考えなければなりませんね。

自分の体よりも大事なものはないので、決して無理だけはしないようにしてください。

転職先活動は退職前に始めましょう

Sさんは、会社を辞めてから転職活動をするのではなく、在職中に転職活動をすることをおすすめしています。

今は第二新卒でも再就職がしやすい雇用状況です。

しかしやはりリスクをできるだけ減らすために、私も在職中に転職活動を始めたほうがいいと考えています。

Sさんのように縁故入社が期待できないなら、転職サイトを上手に利用したいです。

リクナビNEXTやリクルートエージェントなどを併用して、内定を勝ち取ってから会社を辞める方向で考えていきましょう。

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