「うちの会社は裁量労働制なので残業代が出ない」
このようなお話をする、SEやプログラマーの方が結構いるんですよね。
裁量労働制という名のもとで搾取をされている場合、会社を辞めて転職をすることも一つの方法になります。
では裁量労働制の会社を辞めて転職を成功させるには、どうすればいいのでしょうか。
裁量労働制の会社を辞めて転職を成功させる方法
- 働きながら転職活動を始めてみる
今は転職市場が人手不足の状態になっている
>景気が回復して来た今が転職のチャンス
第二新卒なら異業種への転職も十分に可能
裁量労働制の会社で働いているSE(システムエンジニア)の方は、たくさんいます。
ひょっとするとプログラマーの方もいるでしょうか。
本当はプログラマーが裁量労働制で働くことは違法なのですが、ブラック企業は「そんなこと知ったこっちゃねぇ」という感じなのが現実です。
残業代を出さないがために裁量労働制を取り入れているようなブラック企業は早く辞めて、転職することをおすすめします。
世の中にはホワイト企業もたくさんあります。ぜひ自分の手で明るい未来を切り開いてください。
ではそんな裁量労働性のブラック企業を辞めて転職を成功させるには、どうすればいいでしょうか。
今の会社で働きながら転職活動を始める
裁量労働制の今の会社を辞めたいと考えたなら、まずは今の会社で働きながら転職活動を始めてください。
いきなり会社を辞めてはいけません。
働きながら在職中に転職活動をすることが、大事になってきます。
いきなり会社を辞めてしまうと、無職になってしまいます。
当たり前ですね。
無職になることは、絶対におすすめできません。
無収入の状態はかなり厳しいです。
どんどんと貯金が減っていきます。
そうなると、早く再就職しなければという焦りが出てきます。
焦りがある中での転職活動は、自分の目を曇らせてしまう危険性が高いです。
転職活動は、冷静に考えてしなければいけません。
冷静に転職活動をするには、今の会社で働きながらすることが一番いい方法です。
ですので、まずは会社を辞めることなく、転職活動をすることを始めてください。
具体的に何をすればいいの?
転職といえばハローワークを思い浮かべるかもしれません。
しかし今の時代、スマホを使って転職活動が簡単にできてしまいます。
これを使わない手はありませんよね。
転職サイトを利用
具体的には、「リクナビネクスト」や「マイナビ転職」などの転職サイトを利用しましょう。
自分自身の職歴やスキルを登録することで、簡単に利用することができます。
もちろん無料で登録・利用OKです。
いろいろな求人情報を検索するのもいいのですが、企業側からのスカウトメール(オファーメール)を有効に利用しましょう。
自分の職歴やスキルを登録しておくと、企業から「私の会社にご応募しませんか」というお誘いが来ます。
これをスカウトメール(オファーメール)と呼びます。
もし自分の条件に沿った企業からのスカウトなら、その企業に応募しましょう。
いろいろな非公開の企業から求人スカウトが来ることもありますので、有効に活用してくださいね。
転職サイトを利用する流れ
企業からのスカウトに応募すると、まず書類選考があります。
書類選考に合格すると、次は面接です。
面接は、一次面接~三次面接まであることが通常です。(二次面接までのこともあります)
三次の役員面接をうまく通り抜ければ、無事内定となります。
この内定を獲得した後に、今の裁量労働制の会社を辞めるのですね。
このように、働きながら在職中に内定を獲得すると、無職の期間がなく次の会社で働くことができます。
転職するときは、働きながらまず内定を取ってしまいましょう。
今すぐに転職をしたほうが成功しやすい理由
転職したいけど、いまいち踏み切れないという方は多いのかもしれません。
「自信がない」
「めんどくさい」
「時間がない」
いろいろな言い訳をしてしまいますよね。
しかし、転職を成功させるには今が絶好のチャンスです。
なぜ今が成功させるチャンスなのでしょうか。
- なぜ今が転職を成功させるチャンスなのか?
今は転職市場が人手不足の状態になっている
>景気が回復してきて企業の採用意欲が高い
第二新卒なら異業種への転職も十分に可能
今は転職市場が人手不足の状態になっている
いま企業は、かなり人手不足の状態になっています。
転職求人倍率をみてみると、ここ最近は2倍以上が当たり前です。
さらに裁量労働制に苦労しているSEなどのITエンジニアの転職求人倍率は、5倍、6倍といった完全な人手不足の状態になっています。
これだけ人手不足だと、ホワイト企業に転職することも十分に可能です。
裁量労働制ではない、固定時間制度の会社に転職したい方は、ぜひ今の人手不足のチャンスを逃さないでください。
景気が回復してきて企業の採用意欲が高い
今はかなり景気が回復してきていますよね。
あまり実感はできていないかもしれませんが、求人倍率をみてみると、企業の採用意欲はかなり高いです。
企業の採用意欲は、その時の景気によってかなり左右されます。
2009年のリーマンショック後の金融危機の時は、リストラの嵐が吹き荒れて、年越し派遣村まで開設されましたよね。
景気が後退すると、企業は採用を絞ります。
そうすると、転職したくても簡単には転職できなくなってしまうのですね
2020年に東京オリンピックがありますが、この年を境に景気が悪くなるのではと予想する方もたくさんいます。
景気が回復してきた今こそが、ホワイト企業に転職するチャンスなのですね。
第二新卒なら異業種への転職も十分に可能
「まだ新卒で入社して3年も経っていないのに、転職なんかできるの?」
こう考える25歳前後の若い方たちがいます。
安心してください。
入社3年前後の若い世代の方は、第二新卒という特別な枠で転職をすることが可能です。
第二新卒は、一般の中途採用と違って仕事の実績やスキルを求められているわけではありません。
新卒採用と同じように、将来性を求められているのですね。
SEとしての技術がまだまだという方も、十分にSEとしてホワイト企業に転職することが可能です。
またSEではなく、異業種に転職することもできます。
全く経験のない異業種への転職ができるのも、第二新卒の特徴の一つです。
SEとして転職してもいいですし、異業種にチャレンジすることも自由です。
この第二新卒は、かなり転職に有利なシステムなので、25歳前後の若い方はこのチャンスを活かしてください。
裁量労働制のブラック企業から抜け出し、明るい未来をつかんでくださいね。