新卒で入社して、いきなりテレアポ営業をさせられて「辛い」「辞めたい」と感じていませんか。
テレアポ営業の辛さは、とにかく成功しないことです。
もう失敗ばかり。毎日失敗の繰り返し。でもその上きついノルマがあるというのは地獄です。
こんなテレアポ営業が辛い時、辞めたいときはどう対処すればいいのでしょうか。
テレアポ営業が辛い時、辞めたい時の対処方法
新卒の新人社員に、いきなりテレアポ営業をさせる会社があります。
というよりも、結構多くの会社で新入社員にテレアポ営業をさせますよね。
私も以前テレアポをしたことがあるのですが、断られ続けるとかなり落ち込みますし、次第に心が折れてしまいます。
成約が取れなくて辛い時・辞めたい時
テレアポ営業をして一番つらいことは、なかなか成約が取れないことです。
まずはいきなり辞めるのではなく、成約を取るためにちょっとした努力をしてみましょう。
成約を取るためには、とにかく電話をかけ続ける必要があります。
断られたからといって、いちいち落ち込むことをまずは止めましょう。
心を無にする
正直なところ、テレアポ営業をしてもなかなか成約することはないです。
まあ宝くじみたいなものです。
基本的には失敗するのですから、相手に断られたからといって落ち込むことはありません。
心を無にして、電話をかけ続けましょう。
「断られても」「怒鳴られても」「罵られても」気にする必要はありません。
一喜一憂することなく、心を無にすることをおすすめします。
心を無にして電話をかけ続けると、宝くじに当たることがあります。
最初はとにかく質より量です。
心を無にして、量をこなすことを心がけましょう。
とにかく落ち着いて相手の警戒心を解く
心を無にすることで、怒りや悲しみの感情を取り除けたと思います。
テレアポ営業は、落ち着いて話をすることが非常に大事です。
もし相手に怒鳴られても、罵られても落ち着いて対処しなければなりません。
落ち着いた声で、冷静に相手の警戒心を解く必要があります。
今はオレオレ詐欺などの振り込め詐欺が、たくさんある世の中ですからね。
テレアポの相手方は、知らない人物からの電話にまず警戒心を抱きます。
まずは落ち着いて冷静なトーンで話をして、相手の警戒心を解くことに全力を注ぎましょう。
商品を売ろうとする必要はありません。
まずは警戒心を解くことに集中しましょう。
商品がよければたまに成約し始める
心を無にして、落ち着いて冷静なトーンで電話をかけ続けると、とつぜんテレアポ営業が成功をすることがあります。
警戒心を解くことができれば、話だけは聞いてくれる回数が増えてきます。
いきなり電話だけで成約するというケースはあまりないですが、直接会って話を聞いてくれるところまでいけば、テレアポとしては成功です。
相手の警戒心を解くことができれば、話を聞いてもらえるようになります。
話を聞いてもらえれば、しっかりとした商品や役に立つ商品のテレアポ営業だと、だんだんと成約することも多くなってくるはずです。
最終的には、商品の良し悪しで成約が決まるのですが、良い商品だと成約を取るコツがわかってきます。
しかし問題は、詐欺のような商品や投資関連のテレアポ営業をさせられるときですよね。
相手をだますのが辛いので辞めたいときは転職を考えましょう
世の中には、まともなテレアポ営業と、詐欺的なテレアポ営業の2種類があります。
まともな商品やサービスを販売するテレアポ営業の場合、経験を積めば「辛い・辞めたい」と感じることも少なくなってきます。
しかし、詐欺的なテレアポ営業の場合、成約すればするほど心の中に罪悪感が生まれ、まじめな人ほど逆に「辛い・辞めたい」と感じてきてしまうことがあります。
例えば、高額な詐欺的な商品をテレアポで販売させられることはよくある話です。
また投資関連商品のテレアポ営業も、よくありますよね。
投資のテレアポ営業が辛い・辞めたい
不動産投資などのテレアポ営業の場合、「儲かるんだったら自分でやれば」と言われてしまうと反論できないですよね。
不動産投資やマンション投資などは、手数料で稼ぐビジネスモデルです。
お客さんが儲けようと損をしようと、手数料さえ稼げればいいのですね。
投資関連の商品は、言ってみれば客にリスクを取らせて、自分は手数料で手堅く稼ぐという商法です。
内情を知れば知るほど、投資はリスクが高すぎて、お客さんにおすすめできる商品じゃないですよね。
「そんなことはない!」という方もいるでしょう。
では身内にその商品がおすすめできますか。
もしできるなら罪悪感を感じることなく、これからもどんどんテレアポで営業を頑張りましょう。
もちろん投資商品は詐欺ではなく、一部上場企業でも取り扱っています。
そのあたりはみんな仕事として割り切っているのですが、真面目な人は罪悪感がぬぐい切れません。
もしテレアポ営業に罪悪感を感じるのなら、別の仕事に転職したほうがいいです。
テレアポ営業だけが仕事ではないので、転職活動をして自分に合った仕事を探しましょう。
この先何年もテレアポ営業をし続けなければならないときはどうすればいい?
新人の時や、若手社員のうちだけテレアポ営業をするのなら、一つの経験として考えることもできます。
実際にいい経験になるケースもありますからね。
しかしこの先10年、20年間もテレアポ営業を続けなければならないときは、身の振り方を考える必要があるでしょう。
30代や40代の社員が、まだテレアポ営業をしているのを目の当たりにすると、自分の将来が不安になってしまいますよね。
「このままテレアポで一生を終えるのだろうか?」
という漠然とした不安です。
もし一生テレアポ営業をしなければならないのが嫌ならば、転職を考えなければいけなくなります。
転職をするなら、早いほうがいいです。
新卒入社して3年までなら、第二新卒として転職することも可能です。
この第二新卒を有効に利用して、テレアポ営業だけではない会社に転職することも視野に入れましょう。
ノルマや上司のパワハラがひどい時
テレアポ営業で、過酷なノルマや上司のひどいパワハラを受けることがあります。
まさにブラック企業によくあるテレアポ営業の典型例ですよね。
もし自分の会社がブラック企業ならば、早目に転職を考えたほうがいいです。
正直なところ、新人に過酷なノルマを課すテレアポ営業をさせるブラック企業では、このまま仕事を続けることが難しいでしょう。
先輩に、うつ病などになって辞めた社員さんはいませんか。
離職率が高く、どんどん新人が入ってきませんか。
もしこんなブラック企業の特徴に当てはまるのなら、早目に転職をしてしまいましょう。
ブラック企業で仕事を続けていても、未来はありません。
それよりも未来のある会社に転職したほうが、明るい将来が待っています。
ブラック企業でテレアポ営業をさせられて「辛い」「辞めたい」と感じるときは、転職活動を始めることをおすすめします。
自分も病気になってしまう前に、ブラック企業を脱出しましょう。