高校や大学を卒業して25歳で職歴なしの方は結構います。

既卒ニートや既卒フリーターの方などいろいろですが、資格取得をしようと考えている既卒生の方もいるのではないでしょうか。

25歳だと大学を卒業して3年ぐらいですね。

25歳職歴なしの既卒ニート・既卒フリーターの方は、資格よりもまず就職を考えるべきです。その理由を述べていきます。

25歳職歴なしの既卒生は、資格よりもまず就職を考えるべき

  • 25歳なら新卒扱いで就職できる可能性も
  • 資格よりも職歴を優先したほうがいい
  • 今は就職できる大きなチャンスの時期

25歳なら新卒扱いで就職できる可能性も

25歳は、就職という意味において分岐点になる年齢です。

20代というくくりの中でも、25歳までに就職をしておくことは非常に大事になってきます。

なぜなら、大卒の25歳ならば新卒扱いで就職することも可能だからです。

大卒3年以内は新卒扱い

厚生労働省は、平成22年に青少年雇用機会確保指針を改正しました。

この改正の何が重要なのかというと、厚労省は「高校・大学卒業後から3年以内は新卒として扱うこと」という通達を出したのです。

この通達により、職歴がない大卒3年以内の既卒ニート・既卒フリーターの方でも、非常に就職がしやすくなりました。

25歳という年齢は、大卒3年以内のぎりぎりの年齢となりますよね。

既卒での就職よりも、新卒での週よくのほうが簡単だということは言うまでもありません。

年齢というものは二度と戻ってきません。

大卒3年目以内の時期を逃さないように、まずは就職活動をすることをおすすめします。

資格よりも職歴を優先したほうがいい

大学を卒業した後、資格試験の勉強をしている方も多くいるでしょう。

フリーターやアルバイトとして働きながら、資格試験の勉強をしている方もいると思います。

そんな方も、まずは一度就職してみることを考えてください。

まず就職してみるという方法もある

「資格試験に合格してから就職活動をする」

と考えている方も多いでしょう。

しかし発想の転換をしてみてはいかがでしょうか。

「まず就職をしてから、資格試験の勉強を続ける」

このように、まずは就職して職歴をつけることを優先するのも一つの方法です。

就職活動中も資格試験の勉強はできる

先ほども申したように、25歳は大卒3年目以内のぎりぎりの時期です。

新卒扱いで就職活動ができる、ぎりぎりの時期ということですね。

資格試験の勉強は、就職した後でも気持ち次第で続けることができます。

しかし大卒3年目以内の時期は、二度と戻ってきません。

もちろん資格試験の勉強を辞める必要は全くありません。

資格試験の勉強をつづけながら、就職活動をすればいいのです。

一度正社員として就職をして職歴をつけておけば、再就職をするときに「職歴なし」よりもかなり有利になります。

就職しやすい大卒3年以内に正社員として就職をして、まず一度職歴をつけておくということも考えておきましょう。

今は就職できる大きなチャンスの時期

今はアベノミクスの効果で、景気がかなり回復してきましたよね。

リーマンショックから続いていた不景気から立ち直ってきました。

この景気回復は、求人倍率にも表れてきています。

ちょっと前になりますが、2017年4月の大卒求人倍率(企業の求人数を就職希望者数で割った数)は、1.78倍とかなりの売り手市場となっています。

今は就職できる大きなチャンスの時期なのですね。

新卒はもちろんですが、既卒ニートや既卒フリーターの方も当然チャンスになります。

企業は常に人手不足で、働き手が欲しい状況が続いています。

特にSEやプログラマーなどのITエンジニアの職種では、未経験の人材であっても積極的に採用しようという企業がたくさんあります。

既卒ニートや既卒フリーターの方でも、これらの職種にゼロから挑戦することも可能です。

景気というものは、いつ悪くなってしまうのかわかりません。

この景気のいい、就職市場が人手不足の今のチャンスを逃さないでください。

30歳で職歴なし既卒生は就職が難しくなる

20代ならばまだ、職歴なしの既卒者でも十分に就職が可能です。

先に述べたように、特に25歳の大卒3年以内の既卒者は、全く問題なく就職することができるでしょう。

しかし、やはり年齢を重ねるほど職歴なしの既卒生の就職が、難しくなるのは事実です。

そう考えると、やはり資格試験の勉強をしていても、なるべく早く職歴を一度作っておくのは大事なことになります。

何度も言いますが、25歳は大卒3年目の就職にとっては非常に大きな別れ道の時期になります。

新卒と同じ扱いで就職活動ができる最後のチャンスでもあります。

職歴なしの既卒者の状態ではなくしておくために、まずは就職を考えることをおすすめします。

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