「会社を辞めたい!でも上司に辞めると言えない」

こんな悩みを抱えたまま仕事を続けている20代の若い方は、非常に多いです。

「会社を辞めたい理由」「上司に言えない理由」はいろいろとありますよね。

それぞれのケース別に、「会社を辞める」と上司に言う方法を見ていきましょう。

会社を辞めたいけど上司に辞めると言えない時の行動

  • 上司が怖くて怒られそうでやめると言えないとき
  • 上司がいい人で申し訳なくて辞めると言えないとき
  • 会社に迷惑をかけるからやめると言えないとき

 

上司が怖くて怒られそうでやめると言えないとき

あなたは洗脳されている

一番多いパターンとしては、「上司が怖いから辞めると言えない」というものではないでしょうか。

特にパワハラ上等のブラック企業では、上司が怖いと感じている方は非常に多いです。

「会社を辞めたい」と言ったら、怒られる、キレられる、時には殴られるというような恐怖を感じている方もいます。

ブラック企業では、社員を教育という名のもとに洗脳しようと考えています。

それは、洗脳が社員をこき使うには一番都合がいいからです。

もしあなたが上司が怖くて会社を辞めるといえないのなら、ある種の洗脳状況下に置かれているといってもいいでしょう。

もちろんあなた自身は気が付いていませんが、これは洗脳されているのです。

洗脳から解放されるには、まずは洗脳されていることを自覚しなければいけません。

洗脳されていることを自覚して、今すぐ洗脳を解いてください。

辞めるのはあなたの自由

会社を辞める、辞めないはあなた自身の自由です。

非常に単純な話ですが、辞めたいと思ったら辞めることは自由なのです。

ブラック企業に洗脳されていると、辞めることが悪いことのように思えてきますよね。

しかし、日本では憲法で職業選択の自由が定められています。

辞めたいと思ったら、誰に遠慮することなく辞めてしまえばいいのです。

誰に遠慮することなく会社は辞めていいのだということを、自覚しましょう。

覚悟を決める

では実際に、怖い上司に「会社を辞める」と言うにはどうすればいいのでしょうか。

これはまず最初に、覚悟を決めてください。

この「会社を辞める」という覚悟がないと、上司の引き止めの圧力・脅しに屈してしまう危険性があります。

一番最悪なのは、「やっぱり辞めるのを止めます」という退職の撤回です。

これは上司の思う壺です。

覚悟を決めて、何があっても会社を辞めるという強い意志を持って行動に移しましょう。

実際に行動に移す

覚悟が決まったら、実際に行動に移す必要があります。

メールで伝える・電話で伝えるなどの小細工はいらないです。

正々堂々と、正面突破で自分の口から会社を辞めることを上司に直接伝えましょう。

もし「直接は言えない」と感じるのなら、それは覚悟が決まっていないということです。

上司の圧力・脅しには絶対屈しないという、強い覚悟を持ってください。

「会社を辞めます」と断言する

「会社を辞める」と上司に伝えるとき、「会社を辞めたい」ではダメです。

「辞めたい」という希望ではなく、「辞めます」と断言する必要があります。

こちらの強い意志を上司に示す必要があるのですね。

伝えた時に、圧力・脅し・暴言を浴びせられても、絶対に引き下がらない覚悟を持ちましょう。

退職届を提出する

「会社を辞めます」と上司に伝えるとき、一緒に退職届を提出しましょう。

「退職願」ではダメです。

「退職届」を提出してください。

「退職願」では、ただのお願いになってしまいます。

正式に退職が成立する「退職届」を提出しましょう。

退職を拒否されたときはどうする?

ブラック企業の場合、「ダメ」と退職を拒否されたり、ひどい場合は退職届を目の前で破られるというケースもあります。

そんな時でも、ひるんではいけません。

法律上は、会社に退職を拒否する権利はありません。

退職日の2週間前に退職の意志を表明すれば、2週間後には退職できるという法律になっています。

もし会社の就業規則で、1か月前の退職の申し出が必要とされていても、法律的には2週間前の申し出で退職は成立します。

もちろん円満退職を望むなら、会社の就業規則にのっとったほうがいいです。

ただどうしても、できだけ早く辞めたいというときは、2週間前に退職の意思表示をすれば退職をすることは可能です。

まったく退職を認めてくれない時

退職届を破り捨てられたりして、退職を全く認めてくれないときはどうすればいいでしょう。

そんな時は内容証明郵便で、退職届を会社に送付しましょう。

これで証拠も残りますので、上司の脅しに屈する必要はありません。

最初の退職の申し出からすでに2週間経過していたら、退職届を内容証明郵便で送付して、出社しないということも可能です。

法律的には、退職の意思表示から2週間で退職は成立しますからね。

その場合は、いつ上司に最初の退職の意思表示をしたかを、しっかりと記録しておきましょう。

上司に伝えるときの音声を、スマホに録音しておくといいのかもしれません。

後々に会社から「損害賠償をするぞ!」脅されないように、証拠を残しておくことは大事になるのですね。

2週間は出社しなくてはいけないの?

ブラック企業に追い詰められて、精神的にボロボロになってしまうことがあります。

そんな時でも退職の意思表示をしてから、最低2週間は出社しなくてはいけないのでしょうか。

これは残念ながら、基本的には2週間は最低でも出社する必要があります。

しかし裏ワザを使うこともできます。

それは有給休暇を利用することです。

もし2週間以上有給休暇が残っていたら、退職届の提出と同時に有給休暇の使用も宣言してください。

そうすれば、退職の申し出以降は出社せずに会社を辞めることも可能です。

但し、これは最終手段です。

できれば、穏便に会社を辞めたいのが本音です。

2週間は業務の引継ぎなどで出社することが、理想であるとは言えますね。

退職の理由は何でもいい

「退職の理由が思いつかない」と悩む方がいます。

そんなことで悩む必要はありません。

「一身上の都合」で、全然OKです。

「会社が辛いからやめたい」
「お前(上司)が嫌いだからやめたい」
「ブラック企業だからやめたい」

など本当の理由はいろいろありますよね。

でも別に退職理由を上司に言う必要はありません。

「一身上の都合」で押し通してしまいましょう。

何度も言いますが、上司が怖いからといってひるんでしまえば、こちらの負けです。

「絶対に会社を辞める」という強い意志・覚悟をもって上司に報告してくださいね。

上司がいい人で申し訳なくて辞めると言えないとき

上司がいい人で、申し訳なくて「会社を辞める」と言えないというケースもあります。

上司がいい人ということは、ブラック企業というわけではないでしょう。

ただ、

「スキルアップしたい」
「今の仕事が合わない」
「別の業界で働きたい」

などの理由で、転職を考えることがあります。

そんな時は、最終的には会社を辞めてステップアップすることになりますよね。

覚悟するしかない

上司がいい人で申し訳ないと思うあなたは、優しい人なのでしょう。

しかし、自分の人生はやはり大切なものです。

上司の人生と自分の人生を考えたとき、自分の人生を優先すべきですよね。

これはもう、覚悟を決めるしかありません。

覚悟を決めて、上司に会社を辞めることを報告しましょう。

まず相談をすべき?

ブラック企業の場合は、上司に辞めたいと相談することはダメです。

脅されたり、時には泣き落としで、何とか辞めない方向へと説得されますからね。

しかし上司が本当にいい人ならば、まずは相談してみるというのも一つの方法です。

本当にいい上司なら、あなたの選択を応援してくれるでしょう。

ただ相談をしてしまうと、情が入って会社を辞めにくくなることもあります。

ここは覚悟を決めて、きっぱりと会社を辞めることを伝えることのほうがいいのではないでしょうか。

退職の日取りは余裕をもって

上司がいい人で申し訳ないと考えるときは、きちんと業務を引き継いでから辞めるという配慮はしておきたいです。

法律では、先に述べたように2週間前に退職の意思表示をすれば大丈夫です。

しかし、できるだけきちんと引き継ぎ業務を余裕をもって済ませてから、退職するように心がけましょう。

会社の就業規則で1か月前の退職の申し出が必要となっているのなら、それに従ったほうがいいですね。

きちんと礼を尽くして、退職することを心がけましょう。

会社に迷惑をかけるからやめると言えないとき

自分が会社の中で重要な役割を担っているとき、会社に迷惑がかかるから「会社を辞める」と上司に言い出せないときがあります。

少人数の会社などでも、自分が辞めることで会社に迷惑がかかると感じてしまうことがあります。

自分の人生を優先する

しかしこれも最終的には、会社を優先するのか自分の人生を優先するのか、という問題ですよね。

会社を辞めたいときに、会社よりも自分の人生を優先したいと考えるのなら、「会社を辞める」覚悟を決めるしかないです。

しっかりと覚悟を決め、上司に会社を辞めることを伝えましょう。

迷惑をかけるかもという気持ちがあるのなら、しっかりと引継ぎはしておきたいですね。

会社を辞める前に転職活動をしておくことが大事

「会社を辞めたい」と考えたら、まず転職活動を始めてください。

無計画に会社を辞めることはおすすめできません。

どんな場合でも会社を辞めるときは、計画性をもって実行することが大事です。

具体的には、会社を辞める前に転職活動をして、転職先の会社から内定をもらっておくことが理想です。

今の会社で働きながら転職活動を始めるということですね。

転職先が決まっていると覚悟が生まれる

会社を辞めると上司に言う前に、先に転職先が決まっているというのはとても重要です。

先に述べたように、転職先が決まっていると、会社を辞めるという覚悟ができます。

上司に会社を辞めると言えないという方は、覚悟が足りないことが多いです。

転職活動を先にして、内定をもらっておくと、この覚悟が生まれます。

会社を辞めること、転職をすることは人生の大きな転換期です。

無計画に実行するのではなく、計画性をもって実行してください。

働きながら転職活動をすることは可能です

今の会社で働きながら転職活動をすることは、法律に違反することではありません。

また、今の会社の業務が忙しい時でも、働きながら転職活動をすることは十分に可能です。

今はスマホで「転職サイト」や「転職エージェント」に簡単に登録して、利用することのできる時代です。

実際に転職に成功した多くの方が、「転職サイト」や「転職エージェント」を利用して、内定をもらってから会社を辞めています。

ぜひ、「転職サイト」や「転職エージェント」を有効に活用して、転職を成功させましょう。

転職先から内定をもらえたら、次は覚悟を決めて上司に会社を辞めることを伝えてくださいね。

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